2015年5月30日土曜日

採血・点滴ルート確保のコツ♪♪

看護師1年生の方、仕事が始まって2か月経ちますが、実際のお仕事はどうですか??

学生の実習ではやらない、手技・投薬・夜勤 などなど

覚えることがたくさんありますよね。。。

休みの日も課題や研修で追われたりで、本当に忙しい毎日だと思います。


そんな中でも息抜きは大切です。同期と勉強したり遊んだり愚痴ったり(笑)
同期って、これからの長い看護師生活の中でかけがえのない存在だと思うんです。

なんでも言い合える、ステキな仲間と上手に付き合ってくださいね(^^)






業務で言えば、看護師デビューにつきものの手技、

「採血」と「点滴ルート(留置針)」
ではないでしょうか。

ここでちょっとしたコツを伝えたいと思います。


何よりも大事なのが

「太くてまっすぐな血管を探すこと」

だと思います。

最初はどうしても目で見える血管を探してしまいます。
それで見つけられればいいのですが、患者さんは一人ひとり異なります。

細い血管
そもそも見えない血管
ギザギザな血管
もろい血管


いろんな血管がありますからね。疾患、治療法、年齢なんかでも異なってきます。



そんなときは、まず駆血帯を巻いて血管を探しましょう。
最初は時間がかかってもいいのです。アルコール綿で拭くと分かりやすいです。(アルコールに敏感な患者さんは皮膚が赤くなったりするので事前に要確認!)
これでターゲットが見つかればOK!!




それで見つからなければ、
太い血管の通り道(解剖の教科書にも書いてありますよね)の周辺を触りまくります。
目で確認できなくても、ちょっと深いとこにいい血管が走ってたりするものです。
張りのある太い血管が見つかればOK!!





それでも見つからなければ、、、
蒸しタオル等で温めてみましょう。血管が拡張して分かりやすくなります。
筋ポンプを利用して、患者さんに「グーパーグーパー」してもらうのもコツの1つです。(採血の場合はデータが変わってしまう恐れがあるので、やらないほうがいいと言われています。。)
末梢から中枢へマッサージするのも同じ効果ですね。
これで何とか浮き上がればOK!!





ここまでして見つからなければ、、、、、
両手両足、さまざまな部位で探してみることです。
必ず腕から採る、というルールはないですからね。




血管を定めたら、いざ穿刺!!!


そこで
「血管の固定」
をしっかり行いましょう。
高齢者に多いのですが、見える血管でもなかなか刺さらないことがよくあります。
動脈硬化と同じように、静脈も固くなってます。
固定が甘いと、血管がクネクネ逃げちゃいますからね。。。


こればっかりは回数こなして慣れるしかないのですが、
患者さんの苦痛回避や時間短縮のためにも、


早くコツをつかんで得意になってもらいたいです。



がんばりましょーーーー(^^)/


2015年5月2日土曜日

「看護学生講座」動画へのコメントありがとうございます(^^)/

動画へのコメントをちょくちょく頂くようになりまして、

本当にありがとうございます<m(__)m>

視聴者の方々からのダイレクトな意見を頂いて、私の励みになっております。


これまであまり返信をしていなかったのですが、これからはどんなコメントにも
お返事を返そうと思っています。


どんなことでも構いませんので、コメントしてくださると
うれしいかぎりです。


今後とも「看護学生講座」を
宜しくお願い申し上げます。


(取り上げてほしい内容のリクエストも、どんどんお待ちしています)