2014年8月29日金曜日

第104回看護師国家試験へ向けての勉強法

看護学生のみなさまも実習が後半に入っている頃でしょうか。

ところで


模擬試験の結果はどうですか?必修はクリアできてますか??



今は実習で精一杯かとは思いますが、遅かれ早かれ

国試の勉強を始めなければなりません。

これに合格しないと看護師にはなれないわけですし、
「自分は大丈夫」と余裕をもって試験には臨みたいですよね。

これから徐々に試験に向けてみんなピリピリムードになってくるんですよ、これが(;´Д`)



190回の動画から私が行ってきた勉強方法についてお伝えしていきますので

『いつから始めればいいの??』
『どこからはじめたらいいんだろう・・・』
『どうやれば頭に入るの??』

といった疑問のコツを少しでもつかんでいただければ幸いです。


この方法で私はトータル90%の正解率でしたので
きっと役に立つはず!!


です('ω')


実際、私が本格的に取り組み始めたのは

10月後半(-"-) ・・・・・・・・

からでした(それでも同級生の中では早かったほうなんですよ)




2月の試験に向けて、だんだんイライラとストレスはMAXになっていきますが、、、



自分の勉強方法を信じて貫けば大丈夫(^^)/



陰ながらではありますが、受験生の皆様を応援しています♪♪

2014年8月18日月曜日

日本の医療と経済の未来について考える。序章

今回のブログでは、これまでと少し違った角度から医療について考えてみたいと思います。

もともとわたくし、大学は商学部出身であり、経済に関しては強い興味を持っています。

看護の基本は不変ではありますが、この先私たちが日本で住んでいく以上、避けては通れない医療経済について、看護の学校では社会福祉で少し学ぶ程度のことを掘り下げてみたいと思います。


近年の日本は、みなさまもご存じのとおりかつてどの国も経験したことのない超高齢化が進んでいます。2012年の統計では

高齢化率(65歳以上)24.1%

2025年(団塊の世代が後期高齢者に移りゆく年)の高齢化率は

30.3%にもなります。
普通の人口ピラミッドであれば高齢化率は7%未満であることから、このパーセンテージは異常に多く、また急速に進んでいることがわかります。


では社会保障費の推移はどうなっているでしょうか。

当然右肩上がりで、

平成3年では全体で47.2兆円だったものが
平成24年では109.5兆円になっています。

わずか21年で約62兆円も増えていることになります。

内訳は年金約50%、医療費約30%、その他福祉約20%です。
そしてこの先、社会保障費の増額はさらに増えていくことは間違いありません。


安倍首相は「税と社会保障の一体改革」として、消費税率8%に増税、さらに2015年(平成27年)10月に10%まで引き上げることを目標としています。


これは、社会保障の充実・安定化と、そのための安定財源確保と財政健全化の同時達成を目指すもの、とされています。


つまり現状のままでは社会保障費が追い付かなくなり崩壊してしまうことが予想されている、

ということを示唆しています。


さてこのような日本の社会情勢が日本の医療、もちろん看護にもどのような影響を与えているのか、さらにはこの先どうすればよいのか


今回は序章なのでこのあたりにしておきます。
次回からは各項目ごとに考えていきたいと思っています。




2014年8月5日火曜日

薬を調べて覚えていこう!!

当然ながら学生のみなさんは、学校の薬理学でも実習で受け持つ患者さんの内服薬、点滴など

勉強しているはずです。


そこでどんなことを勉強していますか??


講義では薬の作用機序なんかを中心に学んでいるはずですし
実習では作用と副作用なんかを調べていらっしゃるのではないでしょうか。



しかし、いざ就職して臨床に入ると
それはもう

膨大な数の

薬を実際に患者さんに投与することになります




実習では清潔ケアを実施することが多いのではないかと思います。


それが臨床に入ると、清潔ケアはもちろんなのですが、
もっと責任のある仕事に

内服薬、点滴の投与


があります。



受け持ち患者さんも日勤では6人とか、
夜勤になると
15人とか

受け持つようになります。




正直、清潔ケアなどの手技は毎日の繰り返しなので早いうちに覚えていきます。



しかし、薬品に関しては、医師からの支持はあるものの、
受け持ち看護師が何の薬でどんな効果があって副作用があるのかを
知らずに投与することは大変危険です。



分からない薬品があればその都度調べますが、
ひとつひとつ丁寧に調べるのは時間の都合上難しいところがあります。



科によってよく使う薬というのは実際よくあります。


そこで!!

患者さんの疾患と投与している薬をよくよく調べて
名前(一般名と商品名)と作用副作用を学生のうちに覚えておくと


臨床に出たときとっても役に立つはずです!!



副作用は調べればたくさんのことが書いてあったりしますが、

やはりよくある副作用を知っておくことが大切かと思います。



薬に関しては疾患と結び付けて覚えることが


あなたにとって将来必ず役に立ちますよ(^^)



時間と記録に追われて大変だとは思いますが

患者さんやご家族のために

そして自分の将来のために

頑張って勉強してくださいね♪♪